杖先ゴムの交換

杖先ゴムが摩耗すると滑って危険です
杖先ゴムは消耗品です。買ったら終わりではなく自分で交換できる杖が多いようです。
先日も杖先ゴムがすり減った、かなり斜めになって使用されている方を見かけます。靴底と同様、歩行時の癖で、杖先ゴムも片減りします。片減りした杖先ゴムは交換が望ましいと思います。
間違った杖の使用はかえって、膝や股関節、または腰などを痛める恐れもあります。
また、それだけではなく、ゴムがすり減ることで、溝が少なくなり、滑りやすくなってしまいます。

雨の日のマンホールや大理石の床、タイルなどの上で滑ってしまい、転倒する恐れがあります。

すり減っている
片減りしている
ゴムが硬化してひび割れている
などが確認された場合は、杖先ゴムを交換してください。
定期的な点検と必要に応じた交換が大切です。

杖先ゴムは、シャフトの太さが合えばほぼ交換が可能です。
杖のシャフトの直径は、メーカーや製品によって幅があります。一般的には16~19mmのシャフトの杖が日本では多いようです。
杖先ゴムを購入し交換する場合は、必ずシャフトのサイズ(mm)
杖先ゴムのサイズ(対応シャフトの直径)を確認してください。